みなさまこんにちはパンダスタジオでございます。
今回はクロマキー合成の新たな挑戦をしてみました。
それは遠隔先にいる人とリアルタイムで、実際に会って話しているかのような撮影の方法です。
文章では分かりづらいので、パンダスタジオで参考にした動画をご紹介させていただきます。
まるでリアルで話しているような感覚になりますね。
ではパンダスタジオでも挑戦してみようということで下記の画像を参考に画を作っていきいました。
検証なので、まずは遠隔地ではなく同じビル内で検証を行いました。
浜町6階のGスタジオのLEDを背景に、浜町6階のFスタジオをクロマキー部屋として使用しました。
異なる部屋で同様の映像の雰囲気を作り出すことは、照明の当て方や強さ、
カメラの位置、ズーム値、アングルによって大きく変化するので調整するのにかなりの時間がかかりました。
照明は、部屋の雰囲気を大きく左右します。同じような雰囲気を作り出すには、光源の位置や強さを同じにする必要があります。
しかし部屋のスペースに異なりが出るため実現するにはかなり難しいです。映像の雰囲気を作る上で光と同じくらい影も、重要な要素です。同じような影を作り出すには、物の位置や照明の角度を調整することが必要です。
カメラの位置やズーム値、アングルも、同様に雰囲気を作り出す上で重要な要素です。二つの異なる部屋で同じアングルと位置で撮影するのは調整にものすごい時間がかかります。
なのでプロの手を借りて準備を行うことがとても大切です。
これらの要素を適切に調整することで、異なる部屋でも同じような雰囲気を作り出すことができます。
機材構成はそれぞれの部屋にカメラ2台とピンマイクとイヤモニを準備しています。
実際にその場で話しているように見せるためにはイヤモニを準備する必要がありますね。
映像ではカメラに見えないように耳にairpodsをつけていましたね。
それでは実際に撮影した動画を皆さんに見ていただきたいと思います。
いかがだったでしょうか。なかなか面白い撮影ができて大変楽しかったです。
今回は同じビル内の浜町6階で検証を行いましたが、次回は大阪スタジオを使って遠隔地から映像を受けて合成してみたいですね。
遠隔地からの映像によっては回線的にノイズや遅延が発生すると思うので何の機材を使用するか選択がとても重要です。
ではまた次回の検証に乞うご期待!