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『ガルム・ウォーズ』(英題:Garm Wars: The Last Druid)は、押井守の監督による映画。2015年10月2日に北米公開された。日本公開は、2016年5月20日[1][2]。
企画当初の題名は『G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR』または『ガルム戦記』であった。
デジタルエンジンプロジェクトの企画として製作が行われていた、特撮とアニメを融合させたハイ・ファンタジー映画。2000年に公開される予定だった。パイロットフィルムが3本存在する(このパイロットフィルムはいまだに一般には未公開であるが、東京国際ファンタスティック映画祭で上映されたことがある)。
当初60億円と噂された巨額の制作費が投じられることになっていたプロジェクトであったが、企画内容に予算対効果で疑義が生まれ、またセガ(後のセガゲームス)とバンダイの合併騒動もあり、1997年に企画は凍結された。この没企画から派生して、のちに映画『アヴァロン』が制作された。
当初の予定では、総監督に押井、共同企画・原作に伊藤和典[3]、特技監督に樋口真嗣、メカデザインに竹内敦志、前田真宏、さらに製作総指揮にジェームズ・キャメロン迎えることになっていた。企画の凍結後も、プロジェクトの再始動を望む声が多く聞かれた[4]。
企画凍結後の2002年に放映された、伊藤和典が脚本を担当していたアニメ「.hack//SIGN」において、「劇中人物が執筆した小説『ANNWN アンヌーン』の台詞」という設定[5][6]で、内容の一部が語られている[7]。