こんにちは
パンダスタジオスタッフMです
本日はワイヤレスマイクに使用する電池についての考察です
ワイヤレスマイクには主に単三電池を使用しているものが多いのですが
電池って何でも大丈夫なのかな?
バッテリーどれくらい持つのだろうか?
といった疑問を持った事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか
そこで今回は2つの電池を実証比較したいと思います
①パナソニック エネループ スタンダードモデル [最小容量1900mAh/繰り返し2100回]
②Amazonベーシック 乾電池 単3形
■検証内容
送信機、受信機に上記単三電池を使用し同時に起動
ZOOM F6 レコーダーに収録して、バッテリーが落ちて音が切れたところまでの時間を計測
■実験環境
SONY UTX-B40(アナログ)送信機
SONY URX-P40(アナログ) 受信機
音はの会話や環境音を拾わせています
※機種の設定や音声入力信号の量、温度環境等の変動影響は本検証からは除かせていただきます
実験開始
バッテリー持ちは比較的長いと言われているアナログなので長い戦いになりそうです
…
4時間経過
ニッケル水素の方が先に減ってきました
8時間経過
共に残量メーターは表示は無くなってますがまだ持っています
10時間40秒過ぎ….メーター0から長く持ってましたが、受信機のamazonベーシック側のバッテリーが切れました
■受信機結果
【受信機 amazonベーシック アルカリ】
10時間半程度
【受信機 eneloop】
11時間15分程度
送信機の方も最後まで見守った結果
■送信機結果
【送信機 amazonベーシック アルカリ】
14時間程度
【送信機 eneloop ニッケル水素】
14時間20分程度
時間計測、長時間収録で使用したZOOM F6
共にamazonベーシックの方が残量メーター上長く持っていたのですが
終盤で急カーブを描くように落ちたような形でした
ニッケル水素の方はメーターの減りが早く、劣化の影響もあるのだろと思いましたが
メーター毎の持続時間は比較的均一な印象でした
結果として私自身、正直アルカリの方が長いと想像しておりましたが
それでもかなり長い時間使用持続してたのが驚きです
いかがでしたでしょうか?
今回単純な起動時間の比較となりましたが、ご参考になりましたら幸いです
ワイヤレスマイクは「アナログ」と「デジタル」で消費量がかなり異なりますので
使用するマイクがどちらのタイプか把握しておくと良いでしょう
あとはやはり大事な収録や配信の本番前には、備えとして電池は新品に変え安心して使用したいところですね
SONY UWP-D21 ワイヤレス・ラベリアマイク(アナログ)