本日は、パンスタジオ浜町Bスタジオ(Bサブ)にて、Lu600 を使用した、4K(2160p)での伝送確認を行いました。
LiveU のシステムで 2160p60(今回の映像データは、 p59.94ですが)で伝送を行う場合、LU600(送信機)とLU4000(受信機)のセットを使用します。
LU600の概要
LU600は、中継・取材、ライブ・スポーツに最適な小型軽量の高画質モバイル中継装置です。HEVCに対応し、HD/SDから4K60pまで伝送可能な送信機です。LU600は高速起動、高品質な素材伝送、高速ファイル伝送、低遅延を可能にします。5インチ液晶を搭載し操作性も向上、現場からの送信機操作、LU-Centralからの操作に対応。内蔵バッテリを標準装備し、Vマウントカメラバッテリにも対応しています。
・送信機から送信された映像・音声データは、LU4000(4K)/LU2000(HD)サーバで直接受信します。
・受信機はSDI出力を持つほか、インターネットのストリーム配信にも対応します。
・LU-Centralからは送信、受信機の制御、通信状況のモニタリングを行うことが可能です。
・Webベースでの制御のため、インターネット環境に接続できるPCから操作が可能です
利用方法など
今回は動作チェックなので、送信機も受信機もサブ(副調整室)にいますが、よくある使用方法は、中継先にLU600(送信機)を持っていき、そこからサブまで映像を飛ばして、サブで番組制作を行うという形になります。例えば、番組の基本はスタジオで進行して、随時、出先のライブ映像をカットインさせる、といった使い方ですね。 LiveUで2160p59.94 伝送 した画面。
左にあるLu600 送信機に喰わせた2160p59.94の映像が携帯電話回線を伝ってインターネットを駆け抜け、物理的にはすぐ右に置いてあるLU4000 受信機から出力されてモニタに映っています。
LU600の一般的な接続イメージ図はこんな感じ
今のところは、HDレベルの中継が多いですが、今後は4K対応も多くなってきそうです。(特にネットメディアなどは)
そのような場合に、是非、LU600を試してみて頂ければと思います。