NDIのバージョンが5.6へ進化した。
大きな違いはさらなるパフォーマンスアップだ。
各アプリケーションのバリエーションは5.5と変わらないが、利用できるエンコードがh.265やHEVCそしてHX3の登場だ。
より低遅延になり、高圧縮でありながら高品質を実現している。
NDI toolsをインストールするとWindowsと Macでは内容や、アプリの名称が異なるのは以前から変わらない。
ことNDIに関しては現在Windowsの方が高機能で使いやすい。
特にmonitorでのKVM機能はWindowsにしかないのでリモート管理をする時にはWindows一択になるだろう。
テストパターンでは従来のように蓋絵やテロップを追加してポン出しに使うこともできる。アルファチャンネルをサポートしているので追加のテロッパーとしても重宝する。
Webcamではネットワークで流れるNDIをPCのビデオクラスとしてWebcamの選択肢とする事ができる。あらかじめ他の複数のPC画面などNDIてスクリーンキャプチャーしておき設定して置く事で、議事進行にあわせ切り替える事ができるのだ。つまり、zoomやTeamsなどのテレビ会議環境の送り出しを簡単に切り替えるスイッチャーとして使う事が出来るのだ。
特に今回のバージョンアップでありがたいのはBridgeの処理能力向上だ。今までは簡単に落ちていたような帯域でも、軽々と動いてくれる。これはありがたい。
アクセスマネージャーは従来通り。
リモート接続も従来通りだ。