https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20240610-01
– Blackmagic Designは、アニメ「LUPIN ZERO」(ルパン ゼロ)のポストプロダクションに、DaVinci Resolve Studioが使用されたことを発表した。絵コンテからビデオコンテを作成したり、映像の色や質感の調整などにDaVinci Resolveを使用したりすることで作業の効率化に成功した。
「LUPIN ZERO」はDMM TVで独占配信されているアニメシリーズ。漫画を原作としたアニメシリーズ「ルパン三世」をもとに、主人公ルパンの少年時代を描いた作品である。「ルパン三世」のアニメシリーズは1971年に放送が開始され、その後もテレビスペシャル、劇場版、スピンオフ等、長期にわたりシリーズ展開をしている作品だ。今回の「LUPIN ZERO」は、多くの「ルパン三世」シリーズを手がけてきたテレコム・アニメーションフィルムが制作した。
「この作品は、ルパン三世 PART1の前の物語になるので、現在のデジタルを強調した作りにはせず、質感も時代背景の1960年代を意識しました。手法は近年のアニメ作品と変わらずコンテ作成時からBlenderでレイアウトやアニメーションを作って作画のガイドに使っています。」と話すのは同社コンポジター/エディターの柳田美和氏。今回の「LUPIN ZERO」で編集を担当し、DaVinci Resolve Studioで編集を行なった。