浜町スタジオではLiveu社のLU600を導入し、4k60p映像の受けサブに対応いたしましたので、お知らせいたします。
これまでもLiveU社のLU500などを使用し、スポーツ中継・セミナー配信などの受けサブに対応しておりましたが、今回のLU600の導入により、外部(出先)から4K60pの映像を送出し、浜町スタジオで受信することが可能となりました。
以下の動画は、Youtube上に公開されていた 4k60p映像(元動画:上段)と、
それをLU600送信機から受信機に伝送したもの(伝送後:下段)です。
Youtube上に公開されていた 4k60p映像 COSTA RICA IN 4K 60fps HDR (ULTRA HD)
↑LU600送信機から受信機に伝送したもの
※youtubeの設定(歯車)で、2160p60にしてご確認ください。
少々画質が荒れたかなと思う部分無いことも無いですが、ほぼほぼ、元のスペックのまま伝送できているのがお分かりいただけるかと思います。
Lu600は、4GLTEやWiFi、有線LANを使用して、インターネット経由で伝送を行いますので、少しのタイムラグ(5秒~30秒まで設定可)と、伝送回線が確保できた帯域による画質の劣化がありますので、ご利用時にどの程度の画質になるかは、送信機の使用場所のネット環境に依存いたします。(そのため、使用時にはロケハンや事前のテストをお勧めいたします。
こんな用途に
スポーツ中継用途に
スポーツ中継映像を4k60pの高品質で浜町スタジオまで送り届けることが可能です。
例えば、北海道・沖縄、あるいは海外からの映像でも東京都中央区の浜町スタジオで受けて、実況中継・スイッチング、テロップ入れなどの番組制作作業が可能となります。
中継用のサブや実況解説者等諸々のスタッフを出先に送り出すことなく番組制作が可能なため、
費用を抑えて高品質な番組制作を可能とします。
イベント中継に
例えば夏の花火大会中継やパブリックビューイング用途に如何でしょうか。
4K60Pの高精細な画質で受けてスタジオでスイッチングやテロップなどの対応可能です。
地方大会など同じ日取りに複数の場所でイベントが同時進行する用途に、
中央のスタジオで各現場の映像を受けながら番組を切り盛りする用途に役立ちます。
LU600のご紹介
最高のパフォーマンス
LU600は高速起動、高品質素材伝送、業界最高映像品質、最大ビットレート(20Mbpsまで)、高速ファイル伝送(80Mbps)、低遅延(0.5秒)、そして複数回線を使用した高速インターネット接続(データブリッジモード)が可能です(100Mbps)。さらに、H.265 (HEVC)に簡単にアップグレードが可能であり、最新のエンコード技術を採用したH.265(HEVC)ビデオカードにてライブ中継中の映像蓄積・保存(デュアルエンコーディング)に対応しています。
ニーズに合わせた設計
取材現場のニーズに合わせ、LU600は静電式5インチタッチスクリーンや内蔵バッテリーを標準搭載し、Vマウントカメラバッテリにも対応しています。また、付属する「スマート・バック」は、伝送のStart/Stopがリモート操作可能なリモコンが付属。LU600を取り出さずともタッチスクリーンからの操作や各種インターフェースの利用が簡単に可能な専用デザインです。
利点
- 最大ビットレート20Mbps
- FTP / S&Fモード時の高速ファイル伝送:最大80Mbps ※
- 最短遅延:0.5秒※
- 5インチ静電式タッチスクリーン液晶
- 新しく使いやすくなったユーザーインターフェイス
- 起動時間:30秒
- 16GB内蔵メモリーストレージ
- 最大256GBまでのmicroSDXCメモリーカードに対応
- 優れたWi-Fiパフォーマンス
- データブリッジモード(高速インターネット接続) 最大100Mbps
LU600は、パンダスタジオレンタルにて取り扱いを行っております。
まずは機材だけ試したい、といった場合も対応可能ですので、以下のURLよりお問い合わせください。
浜町スタジオで受けサブ利用の場合、スタジオならびに、機材の手配が必要となりますので、事前にご相談下さい。
以下のお問い合わせフォームから、ください。