クロマキー合成とは
クロマキーの「クロマ」は色という意味。色を鍵として、特定の色を透明化して合成する技術。これまでは明るさの明暗の差を利用して合成するルミナンスキーが利用されることがあったが、近年、デジタル処理が進歩したことや、高解像度化したことで、非常に奇麗に合成することができるようになった。
クロマキー撮影のメリット・デメリット
+セットを作る必要がない。CGや写真の準備だけで良く安価にコンテンツを制作できるようになった。
+撮影にかかる費用を小さくすることができる。
+小さなスタジオで、そのサイズを感じさせない映像を作ることが出来る。
+HD,4Kなど高解像度化、デジタル化することで、合成の境界線が分かりづらい自然な合成ができるようになった。
+出演者やスタッフがロケに出る必要がなく、負担が小さくなった。
−合成っぽさ、不自然さがどうしても残る。
−クロマキーグリーンの緑が反射して、出演者が緑被りすることがある。
−エッジがギザギザして不自然になることがある。
PANDASTUDIO.TVのクロマキー合成の特徴
- TriCasterシリーズを利用した強力なクロマキー機能によるリアルタイム合成。
- エッジを自然に見せるためのパラメーターを使った調整。
- 後編集で合成するときのために、アルファチャンネル付きのファイルを保存可能。
- 年間500以上の合成による撮影の実績
クロマキー合成のサンプル
サンプル1:1カメ固定+背景(写真)+プレゼンテーション(パワーポイント)
サンプル2:1カメ固定+背景(動画)+プレゼンテーション(キーノート)
クロマキー合成過程がよく分かるメイキングビデオの紹介
Youtubeで検索すると、有名な映画のメイキングがでてきますが、見ているときには、想像もしなかったような方法でクロマキー合成の技術が使われています。クロマキー合成のメイキング映像を紹介します。
クロマキー合成の注意点 クロマキー合成による撮影に向かない服装
パンダスタジオではグリーンバック(緑色の背景)またはブルーバック(青色の背景)を使い、緑色や青色の部分を透明化して合成をしています。その処理の関係上どうしてもそのグリーン、ブルーまたは、それに類似した色が抜けてしまいます。以下のような衣装はできるだけ避けていただいた方が無難です。
1. グリーン、イエロー系の服装、ブルーの服装
シャツがグリーンや、グリーンに近いイエローの場合、その部分が抜けてしまうことがあります。ブルーの場合は、多くのビジネスマンのワイシャツやスーツに青色がふくまれています。当日撮影される衣装に、背景色に近い色が含まれていないか注意してください。
2. 真っ白、ラメ入りの服装
真っ白の場合、光の反射で服装に背景の縁の部分が映り、その部分が抜けてしまうことがあります。また、ラメやシルバーの金属がついた服装の場合でも、キラキラした部分に背景が映り、色が抜けてしまうことがあります。
3. 季節感たっぷりの服装 ※特にEラーニングの場合
色の抜けとは異なりますが、eラーニング教材や商品紹介の場合、季節感たっぷりの衣装は避けた方が良いでしょう。視聴者が真冬に見るときに、半袖のシャツを着たコンテンツ撮影は違和感があります。また、モコモコの毛糸のセーターを着たコンテンツを夏に見るのも、いやがられるでしょう。季節感を押さえた衣装を選択してください。フォーマルな衣装、シンプルな衣装を心がけることで、長く利用できるコンテンツにすることができます。
●タッチディスプレイでの撮影
→秋葉原白スタジオ(84インチ4K)
→駒込2Bスタジオ
●クロマキー撮影
→秋葉原黒スタジオ
→秋葉原オレンジスタジオ
→秋葉原ライオンスタジオ
→秋葉原キリンスタジオ
→大阪6Fスタジオ
→赤坂スタジオ
●ハイパークロマキー撮影
→秋葉原レッサー1
→秋葉原レッサー3
→駒込2A
→駒込2C
→大阪3F(長期レンタル中のため貸出受付は停止中)
パンダスタジオでは以下の機材も実際に使用することができます。
BlackMagic Design Ultimatte 12
世界で最も信頼性の高いキーヤーが、ワンタッチ・キーイング、優れた新しいイメージ処理、Ultra HD用の12G-SDIにも対応しています。
新しいUltimatte 12は世界最高峰のキーヤーであり、次世代の放送グラフィックのために設計された高度なリアルタイム合成プロセッサーです。Ultimatte 12は全く新しいアルゴリズムとカラーサイエンスにより、写真のようにリアルな合成を実現。これまでにないほど優れたエッジ処理、カラーセパレーション、色忠実度、スピル除去が可能で、暗いシャドウ部分や、窓などの透明なオブジェクトにも対応可能です。高性能12G-SDIを搭載した設計により、Ultra HDやHDでの作業も可能。サブピクセル処理で驚異的な画質が得られます。天気予報、スポーツ番組、ニュース、エンターテイメント番組で、すべての合成をリアルタイムで行い、シネマ品質で提供できると想像してみてください。
Ultra HD対応の設計であらゆる機器と互換!
Ultimatte 12の最先端の12G-SDIインターフェースは、他のキーヤーのインターフェースをはるかに凌駕します。一般的なHD機器に簡単に接続でき、なおかつ単一のBNCリンクで高フレームレートUltra HDにも対応できるのは、12-SDIだけです!つまり、Ultimatte 12は、事実上ほぼすべてのSD/HD/3G/6G/12G-SDI機器と互換性を持ち、2160p60までのあらゆるHD/Ultra HDフォーマットをサポート。Ultimatte 12を現段階ではお手持ちのHDカメラと使用し、将来的にUltra HDへと移行することもできます!
高品質インターフェース HD、Ultra HDで、SDI機器に接続!
1.リダンダント電源
110-240V電源を2つ搭載。
2.USB-C
USBでファームウェアを瞬時にアップデート。
3.イーサネット
Smart Remote 4またはカスタム・コントロールデバイスを接続。
4.GPIトリガー
オンエア・タリーインジケーターをリモートコントロール可能。
5.キーイングソース
バックグラウンドやフォアグラウンドなどを入力するSDI入力およびループ出力を各7系統搭載。
6.プログラム出力
プログラム、フィルおよびマット用のSDI出力コネクター
7.出演者用モニター出力
出演者の確認用モニターに接続可能。
8.プレビューモニター
SDI入力および出力を使ってカメラマン用モニターに接続。
BlackMagic Design Ultimatte 12の仕様
SDIビデオ入力 | x7、+モニター入力 |
SDIビデオ出力 | 9 |
SDIビデオループ | リクロック x7(SD/HD/UHD)。対応する入力にリンク |
SDIレート | 270Mb、1.5G、3G、6G、12Gマルチレートサポート |
リファレンス入力 | 3値シンクまたは ブラックバースト |
リファレンスループ出力 | 3値シンクまたは ブラックバースト |
コントロールパネル接続 | イーサネットは10/100Mbpsをサポート。Ultimatte 12とUltimatte Smart Remote 4を直接接続。 |
GPIO | GP入力 x5、GP出力 x1、タリー入力 x1 |
SDビデオフォーマット | 625i50 PAL、525i59.94 NTSC |
HDビデオフォーマット | 720p50、720p59.94、720p60 1080p23.98、1080p24、1080p25、1080p29.97、1080p30、1080p50、1080p59.94、1080p60 1080PsF23.98、 1080PsF24、 1080PsF25、 1080PsF29.97、 1080PsF30 1080i50、1080i59.94、1080i60 |
Ultra HDビデオフォーマット | 2160p23.98、2160p24、2160p25、2160p29.97、2160p30、2160p50、2160p59.94、2160p60 |
SDI規格 | SSMPTE 259、SMPTE 292、SMPTE 424、SMPTE 2081、SMPTE 2082 |
ビデオサンプリング | 4:2:2 |
色精度 | 10-bit |
カラースペース | REC 601、REC 709 |
ソフトウェアアップデート | USB2.0接続で、Mac OS X、Windowsコンピューターに直接接続。 |
コンフィギュレーション | 筐体のIPアドレスは、USBで筐体に接続したSetup Utilityで設定。 |
電源 | 内蔵110-240 AC x2、50/60Hz |
使用電力 | 100W |
NewTek Video Mix Engine VMC1
リアルタイム44ch合成→配信可能な充実した機能
- 最大64チャンネルソースの拡張性、マルチソースのライブ・ビデオミキシング。各ソースは、キーとフィルをサポート、また、外部入力ソースを最大44チャンネルまで同時スイッチング
- 47種類のマルチフォーマットビデオ出力サポートによる柔軟、且つ、SDIまたはIP経由にて同時に4出力まで出力/配信可能
- 8系統のM/EバスとPREVIZコンフィギュレーションとプレビューバスを搭載した、強力なマルチバスミックスエフェクト、ゼロ遅延のリエントリをサポート
- ライブ用途として柔軟性を持ったメディア再生(ディスクレコーダー)機能と、様々な種類のファイルフォーマットをサポートする合計75のリアルタイムマルチメディアプレーヤー
- 専用モニタポート、設定可能なワークスペース、カスタマイズ可能なウィンドウを備えた、マルチビューワ機能(4モニターまで)
- 広範囲のオーディオ機能をサポートする、16個の外部オーディオミキサー入力、また、4x8x8チャンネルから4つのオーディオミックス出力へのルーティング機能をサポート
高度なIPテクノロジー
- NewTek社が提供する革新的なネットワークデバイスインタフェース技術「NDI」をネイティブに統合、遅延がほぼゼロのIP上でのビデオ、オーディオ、およびデータ伝送をサポート
- IP経由で最大44系統の入力ソースと35系統の出力信号をサポート。これら入出力ソースは、物理的なコネクション等を変更することなくソフトウェアによって個々のソースごとに設定変更可能
- ネットワーク上のどこからでも事実上無制限のIPソースにリアルタイムでアクセスし、シームレスな相互入出力を可能
- 何百ものメーカーおよびデベロッパーの製品との統合、ASPENおよびSMPTE 2022などの他のIPスタンダードとの互換性をサポートするIPベースのワークフロー
比類なきインテグレーションを実現
- フォーマット、解像度、フレームレートを混在可能な、堅牢なマルチフォーマット処理とチャンネルごとのフレームシンクロナイザ機能をサポート
- 多彩な制御系インターフェース(コントールパネル、キーボード、iPad, Launch PADなど)をサポートする洗練されたマクロ自動化システム
- Dante™やAES67*を含むデジタル、アナログ、ネットワークオーディオに対応した直感的なソフトウェアベースのオーディオミキサー
- ローカルクロスポイント制御を備えた内蔵8×72 NDIビデオルータ経由の拡張ビデオミキシングと配信
※DanteやAES67を利用の場合、別売りの互換バーチャルサウンドカードのライセンスが必要です。
無限の創作性を支援
- NewTek社が提供する革新的なネットワークデバイスインタフェース技術「NDI」をネイティブに統合、遅延がほぼゼロのIP上でのビデオ、オーディオ、およびデータ伝送をサポート
- IP経由で最大44系統の入力ソースと35系統の出力信号をサポート。これら入出力ソースは、物理的なコネクション等を変更することなくソフトウェアによって個々のソースごとに設定変更可能
- ネットワーク上のどこからでも事実上無制限のIPソースにリアルタイムでアクセスし、シームレスな相互入出力を可能
- 何百ものメーカーおよびデベロッパーの製品との統合、ASPENおよびSMPTE 2022などの他のIPスタンダードとの互換性をサポートするIPベースのワークフロー
ビデオ入力 | 44 x simultaneous external video inputs, supporting any combination of compatible sources in resolutions up to 4K UHD at frame rates up to 60fps (2160p 59.94) |
ネットワークビデオ入力 | 44 x IP inputs via NDI®, resolution-independent, with support for key and fill |
SDIビデオ入力 ※1 | 4 x 標準フォーマット、解像度およびフレームレートの組み合わせでのビデオ入力に対応する3G/HD/SD-SDI接続 ※2 ・1080p: 59.94, 50, 29.97, 25, 24, 23.976 ・1080i: 59.94, 50 ・720p: 59.94, 29.97, 25, 24, 23.976 ・576i 50 ・480i 59.94※1:Optionally supports up to 44 simultaneous 3G/HD/SD-SDI video inputs or quad-link 3G-SDI video inputs (4K UHD) via network integration with applicable NewTek NC1 conversion modules※2:Available frame rates determined by session video standard (NTSC or PAL) |
PTZ | Support for up to 44 simultaneous Pan-Tilt-Zoom (PTZ) robotic cameras via serial and network protocols, including RS232, RS422 and IP, with integrated controls and preset system |
ビデオ出力 | IPとSDIによる同時配信で最大4つまでの独立ビデオミックス出力用に構成可能です |
ネットワークビデオ出力 | 35 x IP outputs via NDI (HD and SD sessions only) ・4 x video mix outputs in resolutions up to 1080p at frame rates up to 60fps (1080p 59.94) ・4 x ローカルSDI入力のNDI変換による直接のIPソース出力 ・4 x 内蔵アルファチャンネルに対応する、メディアプレーヤーのNDI変換による直接のIPソース出力 ・15 x direct IP source outputs via NDI translation of media buffers, with support for embedded alpha channel ・8 x selectable IP outputs via internal NDI matrix routers1 x NDIによるIP出力 (4K UHDセッション) ・1 x 4K UHD video mix output at up to 60 frames per second (2160p 59.94) |
SDIビデオ出力 | 4 x オプションで次のために構成可能な3G/HD/SD-SDI接続: ・4 x independent 3G/HD/SD video mix outputs supporting standard NTSC and PAL formats, resolutions, and frame rates ※3 ・1 x 4K UHD video mix output via 3G-SDI quad-link grouping, supporting frame rates up to 60fps (2160p 59.94)※3:セッションビデオ規格(NTSCまたはPAL)によって決定される使用可能なフレームレート |
ストリーム出力 | 同時ストリームアーカイブによる独立的に構成可能な解像度非依存のストリーミングビデオ出力 x 2 |
マルチビューア出力 | 4 x 利用可能な接続の組み合わせを使用した標準のディスプレイ解像度に対応するマルチビューア出力 ・1 x DVI ・1 x HDMI ・3 x DisplayPort |
ミックス/エフェクト・バス(M/E) | 8 x ビデオ再入力対応のM/Eバス ・1 x 最大4つソースに対応するバス単位のミックス/エフェクト ・4 x バス単位のキーレイヤー ・9 x バス単位のメモリスロット1 x PREVIZ構成とプレビューバス |
DSKチャンネル | 4 x DSKチャンネル |
メディア | 5 x メディアプレーヤー ・4 x DDR ・1 x サウンド15 x メディアバッファ ・10 x アニメーションバッファ ・5 x グラフィックバッファ55 x クリッププレーヤー(機能性に応じてトランジションまたはメディアとして利用可) |
キーヤー | すべてのソースチャンネルとM/Eバス上の統合型LiveMatte™クロマキーイングとルマキーイングのテクノロジー ・44 x 入力キーヤー ・4 x メディアプレーヤーのキーヤー ・8 x M/Eキーヤー ・1 x PREVIZキーヤー ・15 x バッファ・キーヤー |
COMP | レイヤー構成およびDVEスタイルのモーションシーケンスを作成、保存および適用するためスイッチャーと各M/Eバスにある統合型ビデオ・コンポジションエンジン ・16 x バス単位の構成可能なCOMPプリセット |
バーチャルセット | Integrated LiveSet™ technology with 30+ live virtual sets and box effects included データリンク,Integrated DataLink™ technology enabling real-time, automated data input from internal and external sources, including webpages, spreadsheets, scoreboards, databases, RSS feeds, watch files, XML, CSV, ASCII and more |
マクロ | コマンドとユーザー構成のオペレーションシーケンスを記録、保存、編集および自動化します ・コントロールパネルのボタン、キーボードショートカット、ホットスポット、MIDIおよびXキーボタンまたはGPIトリガーへ取り付けます ・オーディオ、メディア再生、タリーおよび特定のスイッチャー操作を含む内部イベントと状態変化に取り付けます ・Webベースのインターフェイスによるコントロールに対応 |
レコーディング | 12 x configurable video recording channels via IsoCorder™ technology ・4 x QuickTime® archival video recorders (XDCAM HD compatible, 4:2:2 encoding, 24-bit audio, with timecode) ※4 ・8 x H.264 distribution video recorders (multiple profiles) ・1 x MP3オーディオレコーダー※4:通常のNLEアプリケーションでの再生にはQuickTimeプレーヤーは不要 |
ストレージ | 2 x 3TB内蔵ドライブ ・容量はフォーマット、解像度およびファイル仕様に応じて違います ・USB 3.0およびeSATAによる外部ストレージへのレコーディングに対応 ・共有ストレージ統合およびサードパーティ製パートナーソリューションに対応 |
グラブ | 外部ビデオソースと出力からフル解像度のインターレース解除された静止画像をグラブします |
エクスポート | オプションのコード変換を使用してビデオとイメージファイルをソーシャルメディア、FTP、ローカルもしくは外部ボリューム、およびネットワークサーバーへエクスポートします |
オーディオミキサー | 8チャンネルオーディオ、DSPおよび4x8x8オーディオ入力ルーティングに対応した統合型のマルチチャンネルオーディオミキサー |
ローカルオーディオ入力 | 4 x SDI embedded 1 x Balanced XLR stereo pair (Line) 3 x Balanced 1/4” stereo pairs (Line)Support for USB audio device input via compatible WDM audio drivers |
ローカルオーディオ出力 | 4 x SDIエンベデッド 1 x バランスXLR ステレオペア 1 x バランス 1/4インチ ステレオペア 1 x ステレオ 1/4インチ (フォン) |
ネットワークオーディオ | ・NDIによりネットワークオーディオ入力と出力にネイティブに対応 ・すべてのNDI入力と出力ビデオ信号に対応するエンベデッドオーディオ ・Integrated support5 for Dante™ networking protocol from Audinate® ・Support for AES67 protocol via compatible WDM audio drivers65Requires Dante Virtual Soundcard license from Audinate (sold separately) 6Requires third-party virtual sound card license (sold separately) |
各種メディアファイル・フォーマットに対応 | 次のものを含むオプションのコード変換を使用してマルチメディアファイルをインポート、保存および再生します ・ビデオ: AVI, DV, DVCPro, DVCProHD, FLV, F4V, H.263, H.264, MOV, MKV, MJPEG, MPEG, MP4, WMV, WebMその他 ・画像: PSD, PNG, TGA, BMP, JPEG, JPEG-XR, JPEG2000, EXR, RAW, TIF, WebPその他 ・オーディオ: AIFF, MP3, WAVその他 |
モニタリング | 構成可能な作業空間とビューポートを使用して最大4つまでのマルチビューアディスプレイに対応 |
信号モニタリング | 統合型ウェーブフォームとベクトルスコープ、デジタル較正付き完全フィールドレート、色プレビューおよびITU-R Rec.709への対応 |
プロセッシング | ビデオ: フローティングポイント YCbCr +A 4:4:4:4 オーディオ: フローティングポイント、96 kHz |
スループットレイテンシー | ~1.0-1.5フレーム |
A/V標準 | ・4K UHDビデオはSMPTE 2036に適合します(Square Division Quad Splitを使用するUHDTV1) ・3G-SDIビデオはSMPTE 424M (レベルA)に準拠します ・HD-SDIビデオはSMPTE 292Mに準拠します ・SDビデオはSMPTE 259MおよびITU-R BT.656に準拠します ・アナログオーディオのレベルはSMPTE RP-155に準拠します |
タリー | HD15 GPIコネクタによるハードウェアタリー、NDIによるネットワークタリーおよびBlackmagic Design®SDIタリー規格に対応 |
ゲンロック | Genlock input supporting SD (Bi-level) or HD (Tri-level) reference signals |
GPI | JLCooper Electronics eBox GPIインターフェイスによるGPI信号に対応 |
MIDI | サードパーティ製デバイスコントロールを有効にする標準MIDIプロトコルに対応 |
システムドライブ | 120GB SSD |
NIC | ・2 x 10 ギガビット NIC ・2 x 1 ギガビット NIC |
システム本体 | 500W 冗長PSUおよびマルチティアのハードウェアとソフトウェアのフェイルセーフを備えた3RU筐体 ・ラックイア付属19.0 x 5.25 x 19.57インチ(48.3 x 13.34 x 49.7cm) |
Newtek TriCaster TC1
リアルタイム16ch合成→配信可能とする多彩な機能
- HD、3G、4K UHD 60p でのスイッチングとストリーミング、レコーディング
- 機能と柔軟性を最大限に引き出すためにソフトウェアベースでの処理を実現
- 様々なカメラに対応し、I/O モジュールと組み合わせることで、外部入力と4M/Eを含むマルチソースのビデオミキシングが可能
- Skype TXを内蔵し、放送レベルのビデオ通話を2チャンネルまで取り込み可能
- ハードウェアの追加なしに、ビデオの再生、リプレイ、編集が可能
- マルチチャンネルISOレコーディング機能により、フル解像度でQuickTimeやH.264の収録が可能
- 2チャンネル同時ライブストリーミング配信に対応
- Facebook、LinkedIn、Twitter、YouTubeなどのソーシャルメディアに対応
- 自動実行機能やマクロコマンドの利用と多くのコントロールオプションを搭載
- 複数のオーディオコントロールとオーディオルーティング機能
- タイトル機能やトランジション、クロマキー合成、ライブバーチャルセットを搭載
本物の4K 妥協を許さない品質。
NewTekが提唱するソフトウェア主導によるIPネイティブ対応環境により、ベースバンドビデオとの変換の必要なく、かつリソースの数を制限することなく、ビデオ編集からストリーミングまで含むすべての統合された機能を4K対応にすることができます。TriCaster TC1は、ビデオ解像度に依存なく、I/O モジュールを組み合わせることで12入力を利用できます。
ライブストリーミングとオンデマンド用コンテンツの公開
オンラインおよびモバイルビデオの急激な増加に伴い、制作側ではビデオをライブストリーミングし、素早く簡単にソーシャルメディ アに配信する手段が求められています。TriCaster TC1 は、ニュース速報をライブ配信し、オンデマンドで視聴できるビデオクリップ を投稿する処理もすべて同時に行えます。 TriCaster TC1 は、Facebook Live、YouTube Live、Microsoft Azure、Twitterライブ、 Twitch といったソーシャルメディアへ直接、ライブ配信できるインターフェイスを持っています。またオンデマンド用のビデオクリップ も同じく、TriCaster TC1 インターフェイスから直接、ソーシャルメディアサイトへ配信できます。
内蔵ビデオサーバー
TriCaster TC1 は、ビデオサーバを搭載し、自動化マクロ機能、クロマキー、ISO レコーディング、リプレイなど、全てライブビデオ 制作に必要な機能を 1 つのシステムに備えたオールインワンのプロダクションシステムです。 TriCaster TC1 は単一のシステムで、 放送局、スポーツ、e-Sports、教育機関、企業からイベントプロデューサー、デジタルビデオチームといった、高品質の制作とコンテンツ配信を求める環境に応えられるコンプリート・ソリューションです。
マルチチャンネルSkype
TriCaster TC1 シリーズに、新機能としてマルチチャンネルの Skype TX を組み込みました。TriCaster TC1 の持つ 16 外部 入力のいずれかを、ライブ放送品質の Skype ビデオ通話用に設定することで、Skype ビデオをライブソースとして扱うことができま す。 Skype TX 側の設定や制御、監視については、Skype TX コントローラーを搭載した外部 PC やワークステーションを使って 行えるため、TriCaster TC1 のオペレーターの作業フローを阻害しません。 また Skype ビデオシステム「NewTek TalkShow®」 からの Skype ビデオも同じコントローラーで制御することで、一括管理が行えます。
コネクティビティで広がる制作の可能性
TriCaster TC1 は、NDI テクノロジーとネイティブに対応し、数百ものメーカーや開発者の互換性のある製品とシームレスにネットワ ーク接続して、IP ベースのエコシステムを実現することができます。 TriCaster TC1 に IP 接続されたサードパーティ製品は、ネット ワーク内の全ての NewTek プロダクションシステムともつながり、更なる IP プロダクションの可能性を広げます。
TriCaster TC1LP コントロールパネル:技術仕様
ストライプ | 2 x パネルストライプ |
ソース・ボタン | 24 x スイッチャーソース・ボタン 24 x M/Eソース・ボタン |
ジョイスティック | 1 x マルチモード・ジョイスティック(3軸) |
Tバー | 2 x マルチモードTバー |
接続性 | 1ギガビットNIC |
物理データ | 34.69 x 13.96 x 5.47インチ(88.11 x 35.46 x 13.9cm)の 25W PSUを備えたTriCaster TC1LPのシャーシ |
TriCaster TC-1:技術仕様
ビデオ入力 | 最大60fps(2160p 59.94)までのフレームレートの最大4K UHDまでの解像度での互換性のあるソースの組み合わせに対応できる外部ビデオ同時入力 x 16 |
ネットワークビデオ入力 | キー&フィルに対応する解像度非依存のNDI®によるIPビデオ入力 x 16 |
SDIビデオ入力 ※1 | 4 x 標準フォーマット、解像度およびフレームレートの組み合わせでのビデオ入力に対応する3G/HD/SD-SDI接続 ※2 ・1080p: 59.94, 50, 29.97, 25, 24, 23.976 ・1080i: 59.94, 50 ・720p: 59.94, 50, 29.97, 25, 24, 23.976 ・576i 50 ・480i 59.94※1:Optionally supports up to 16 simultaneous 3G/HD/SD-SDI video inputs or quad-link 3G-SDI video inputs (4K UHD) via network integration with applicable NewTek NC1 conversion modules※2:セッションビデオ規格(NTSCまたはPAL)によって決定される使用可能なフレーム範囲 |
PTZ | Support for up to 16 simultaneous Pan-Tilt-Zoom (PTZ) robotic cameras via serial and network protocols, including RS232, RS422 and IP, with integrated controls and preset system |
Skype TX | Skype TXソフトウェア統合による最大同時に2つまでのSkype®ビデオ通話にネイティブ対応します |
ビデオ出力 | IPとSDIによる同時配信で最大4つまでの独立ビデオミックス出力用に構成可能です |
ネットワークビデオ出力 | オプションで次のために構成可能なNDIによるIPビデオ出力: ・4 x 独立ビデオミックス出力 ・1 x 4K UHDビデオミックス出力 |
SDIビデオ出力 | オプションで次のために構成可能な3G/HD/SD-SDI接続 x 4: ・4 x 独立型3G/HD/SDビデオミックス出力 ・1 x 3G-SDI 4連結グルーピングによる4K UHD ビデオミックス出力 |
ストリーム出力 | 同時ストリームアーカイブによる独立的に構成可能な解像度非依存のストリーミングビデオ出力 x 2 |
マルチビューア出力 | 3 x 標準のディスプレイ解像度に対応するマルチビューア出力 ・1 x マルチビューア付きDVIユーザーインターフェイス ・1 x HDMI マルチビューア ・1 x ディスプレイポート・マルチビューア |
ミックス/エフェクト・バス(M/E) | 4 x ビデオ再入力に対応するM/Eバス ・1 x 最大4つソースに対応するバス単位のミックス/エフェクト ・4 x バス単位のキーレイヤー ・9 x バス単位のメモリスロット1 x PREVIZ構成とプレビューバス |
DSKチャンネル | 4 x DSKチャンネル |
メディア | 5 x メディアプレーヤー ・2 x DDR ・2 x GFX ・1 x サウンド15 x メディアバッファ ・10 x アニメーションバッファ ・5 x グラフィックバッファ30 x クリッププレーヤー(機能に応じてトランジションまたはメディアとしての使用に利用できます) |
キーヤー | すべてのソースチャンネルとM/Eバス上の統合型LiveMatteクロマキーイングとルマキーイングのテクノロジー ・16 x 入力キーヤー ・4 x メディアプレーヤーのキーヤー ・4 x M/Eキーヤー ・1 x PREVIZキーヤー ・15 x バッファ・キーヤー |
COMP | レイヤー構成およびDVEスタイルのモーションシーケンスを作成、保存および適用するためスイッチャーと各M/Eバスにある統合型ビデオ・コンポジションエンジン ・16 x バス単位の構成可能なCOMPプリセット |
バーチャルセット | 30超のライブ・バーチャルセットとボックスエフェクトが付属する統合型LiveSetテクノロジー |
データリンク | Webページ、スプレッドシート、スコアボード、データベース、RSSフィード、ウォッチファイル、XML、CSV、ASCIIファイルその他を含む内部と外部ソースからリアルタイムに自動化されたデータ入力を可能にする統合型DataLinkテクノロジー |
マクロ | コマンドとユーザー構成のオペレーションシーケンスを記録、保存、編集および自動化します ・コントロールパネルのボタン、キーボードショートカット、ホットスポット、MIDIおよびXキー®ボタンまたはGPIトリガーへ取り付けます ・オーディオ、メディア再生、タリーおよび特定のスイッチャー操作を含む内部イベントと状態変化に取り付けます ・Webベースのインターフェイスによるコントロールに対応 |
レコーディング | 12 x configurable video recording channels via IsoCorder technology ・4 x QuickTime®アーカイバルビデオレコーダー(XDCAM HD対応、4:2:2暗号化、24ビット・オーディオ、タイムコード付き) ※3 ・8 x H.264 distribution video recorders (multiple profiles) ・1 x MP3オーディオレコーダー※3:一般のNLEアプリケーションでのプレイバックにはQuickTime Playerは不要です |
ストレージ | 2 x 3TB内蔵ドライブ ・容量はフォーマット、解像度およびファイル仕様に応じて違います ・USB 3.0およびeSATAによる外部ストレージへのレコーディングに対応 ・共有ストレージ統合およびサードパーティ製パートナーソリューションに対応 |
グラブ | 外部ビデオソースと出力からフル解像度のインターレース解除された静止画像をグラブします |
エクスポート | オプションのコード変換を使用してビデオとイメージファイルをソーシャルメディア、FTP、ローカルもしくは外部ボリューム、およびネットワークサーバーへエクスポートします |
オーディオミキサー | 4チャンネルオーディオ、DSPおよび4x4x4オーディオ入力ルーティングに対応した統合型のマルチチャンネル・オーディオミキサー |
ローカルオーディオ入力 | 4 x SDI embedded 1 x Balanced XLR stereo pair (Line) 3 x Balanced 1/4” stereo pairs (Line)Support for USB audio device input via compatible WDM audio drivers |
ローカルオーディオ出力 | 4 x SDIエンベデッド 1 x バランスXLR ステレオペア 1 x バランス 1/4インチ ステレオペア 1 x ステレオ 1/4インチ (フォン) |
ネットワークオーディオ | ・NDIによりネットワークオーディオ入力と出力にネイティブに対応 ・すべてのNDI入力と出力ビデオ信号に対応するエンベデッドオーディオ ・統合型対応 ※4 Danteネットワーキングプロトコル(Audinate®製) ・互換性のあるWDMオーディオドライバ ※5 によるAES67プロトコルに対応※4:AudinateからのDanteバーチャルサウンドカードのライセンスが必要です(別売) ※5:サードパーティ製バーチャルサウンドカードのライセンスが必要です(別売) |
各種メディアファイル・フォーマットに対応 | 次のものを含むオプションのコード変換を使用してマルチメディアファイルをインポート、保存および再生します
・ビデオ: AVI, DV, DVCPro, DVCProHD, FLV, F4V, H.263, H.264, MOV, MKV, MJPEG, MPEG, MP4, WMV, WebMその他 |
モニタリング | 構成可能な作業空間とビューポート付きの最大3つまでのマルチビューア・ディスプレイに対応 |
信号モニタリング | 統合型ウェーブフォームとベクトルスコープ、デジタル較正付き完全フィールドレート、色プレビューおよびITU-R Rec.709への対応 |
プロセッシング | ビデオ: フローティングポイント YCbCr +A 4:4:4:4 オーディオ: フローティングポイント、96 kHz |
スループットレイテンシー | ~1.0-1.5フレーム |
A/V標準 | ・4K UHDビデオはSMPTE 2036に適合します(Square Division Quad Splitを使用するUHDTV1) ・3G-SDIビデオはSMPTE 424M (レベルA)に準拠します ・HD-SDIビデオはSMPTE 292Mに準拠します ・SDビデオはSMPTE 259MおよびITU-R BT.656に準拠します ・アナログオーディオのレベルはSMPTE RP-155に準拠します |
タリー | HD15 GPIコネクタによるハードウェアタリー、NDIによるネットワークタリーおよびBlackmagic Design®SDIタリー規格に対応 |
ゲンロック | Genlock input supporting SD (Bi-level) or HD (Tri-level) reference signals |
GPI | JLCooper Electronics eBox GPIインターフェイスによるGPI信号に対応 |
MIDI | サードパーティ製デバイスコントロールを有効にする標準MIDIプロトコルに対応 |
システムドライブ | 120GB SSD |
NIC | 2 x 1 ギガビット NIC |
システム本体 | TriCaster TC1(冗長電源オプション) 500W 冗長PSUおよびマルチティアのハードウェアとソフトウェアのフェイルセーフを備えた3RU筐体 ・ラックイア付属19.0 x 5.25 x 19.57インチ(48.3 x 13.34 x 49.7cm) |