チェック:東日本大震災直後から被災地を3Dカメラで捉えた3年間の映像に、震災後に撮影されたインタビュー映像などを加えたドキュメンタリー。陸前高田、気仙沼、宮古市田老、南三陸、釜石で津波に遭遇した人々の声を丁寧に拾い上げていく。監督を務めたのは『天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”』などの河邑厚徳。被災した人々がとつとつと語る大自然の脅威と、後世に語り継ぐべき想像を絶する体験に胸が詰まる。
ストーリー:2011年に起きた東日本大震災から3年の月日が流れたが、いまだ多くの問題が山積している。家族や住み慣れた家や故郷を失ったつらさを胸に刻み、自分が生かされた意味を考えながら日々を必死に生きる被災者たち。彼らは次の世代に向け、津波と自らの被災体験について口を開き始めた。
映画『大津波3.11 未来への記憶』予告編